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簿記の知識で株を買う 第1弾 損益計算書

簿記の知識は何に使えるのでしょうか

私は日商簿記検定2級を持っています。

正直、就活の時に持っていると書いたぐらいで

実生活で役に立った実感がありません。

なんかで役に立てたいので簿記の知識を復習して

株の購入に役立てたいと思います。

損益計算書

 

損益計算書は企業の一定期間の利益を表します。(基本1年間)

出てくる勘定科目

売上高   (売り上げた金額)

売上原価  (前年度の売れ残り+今年仕入れた額-今年の売れ残り)

売上総利益 (粗利益)

販売費および一般管理費(販売促進に使用したCM料や従業員の給料)

営業利益  (本業で稼いだ金額)

営業外損益 (貸し借りした金額の利息など)

経常利益  (企業の経営成績を最も把握しやすい数字)

特別損益  (不動産の売却益や、災害などによる損害など)

税引前当期純利益 (税金を支払う前の稼いだ金額)

法人税等  (国、地方自治体に収める税金)

当期純利益 (その年に稼いだ金額)

 

株を購入する場合、その企業の損益計算書を見て

まず、当期純利益を確認しがちだと思います。

ただし、その金額は特別損益の金額が入っています。

不動産の売却で一時的に得た金額や、災害などで被った費用など

来年の指標には関係のない数字を追ってしまうことになります。

その為、損益計算書で確認すべきなのは経常利益とされています。

(本業で得た金額から借入している資金の利息などを引いた金額)

企業の経営状態を表す金額で分かりやすい数字ではないでしょうか

経常利益が売上高の何パーセントを占めればいいのか

業種により様々であり、難しいところですが

参考させてもらったブログによると

TKCの経営指標BAST(優良黒字中小企業の平均値の欄)を眺めていると、様々な業種で粗利率×20%の経常利益率を維持していることがわかります。」

 

経常利益は大いに越したことがないと感じてしまいますが

今後に向けて企業が設備投資を積極的に行っていれば

自ずと20%の割合に近づくかもしれません。

健全な企業である1つの指標として粗利率に20%掛けて

経常利益に近いかどうかを確認するのが良いでしょう。

例えば

売上           3000円

原価           2100円

売上総利益(粗利益)   900円

販管費+営業外費用    720円(ここが粗利の80%)

経常利益        180円(売上総利益の20%)

 

人件費、広告費や店舗維持費、研究費を

80%に抑えているかどうかを

1つの指標としてみるといいと思います

参考文献 https://salt-cpa.com/cms/2017030617421738.html