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リーマンショックの影響はなぜ日本にも生じた

2019年、現在30歳前後の人で大学に通っていた人は

就職時期、リーマンショックの影響で就職が全然決まらず

痛い目にあった人も多いでしょう。

投資を始めるにあたり、改めてなぜ日本にも影響が出たのか確認しましょう。

  1. アメリカの住宅バブル崩壊
  2. なぜ日本にも影響が出た

1.アメリカの住宅バブル崩壊


まず、アメリカでサブプライムローンという

低収入者向けの方のための住宅ローンを設定しました。

対象者が低所得者のため、返済が滞るリスクがあります。

何故そのローンが人気になったかというと

その時期にアメリカの地価が上昇。返済が困難になっても

住宅を担保にすることが出来たのでリスクは低いと考えられていました。

それでもリスクは付きまといます。

そのため、このハイリスク高金利の債権を

他の債券や株式とまとめた高利回りパッケージにまとめ

一般投資家に販売しました。

色々な株式や債券が入ったパッケージのため人気は広がりました。

(多くの種類に分散して投資できると思い人気が出たのでしょう)

たくさんの人が購入した為、住宅価値も共に上昇します。

すると、上昇した住宅価格に流石に手が出なるなる新たな低所得者

住宅の価値が下落していきます

住宅価値の下落は

当初考えていたローン返済の担保(購入した住宅)の価値の下落を意味します。

少しでも高く売却しようと住宅を売却。ますます住宅の価値は下落します。

するとそれは、

サブプライムローンが入った高利回りパッケージの価値の下落に直結します。

中に含まれていた株式や他の債権も連鎖的に下落、世界的な株安が発生。

このパッケージを大量に扱っていたリーマンブラザーズという

アメリカの証券会社が破綻

そのためこの一連の流れをリーマンショックと言われています。

 

2.なぜ日本にも影響が出た

高利回りにパッケージに含まれた他の株式や債券の評価が下落したため

世界的な株安が発生したと言われていますが。いまいちピンとこない。

なぜ日本にも影響が出て、私の就職活動は散々な目にあったのか(私の責任)

 リーマンブラザーズが倒産すると次は何処が倒産するのかと

金融機関同士に疑心暗鬼が生まれ、銀行が資金回収を実施。

流動性を失い、経済の流動性を失い、中小企業が次々に倒産。

アメリカは世界最大の輸入国

アメリカの景気悪化は世界中に影響が及びます。

日本の輸出製造業は急激な円高と世界的な需要萎縮の影響で、急激に経営が悪化。

工場の生産ラインを停止する必要が生じ、多くの雇用が失われました。

 また、投資家たちはリスクを恐れ、株を一気に売却した為

株価が世界中で大暴落しました。世界中のお金の流れが止まり

連鎖的に全世界が不況に追い込まれました。

その際、当初あまり影響を受けていなかった日本の株が多く売られたようです。

その為、日本全体の企業に悪影響が生まれました。

不況の中、新たに人材を迎え入れる考えの企業は多くありませんでした。

 

また、民主党政権の日本は後手に回りリーマンショックの影響を引きずります。

現在は自民党、安倍首相のアベノミクスの影響で徐々に景気は回復しました。

 

 私は今の現状にそこまで不満がある訳ではありません。

就職活動にしても、同じ時期に満足した企業に入社した人もたくさんいます。

ただ、あの頃の自分は時代のせい、人のせいだと感じていました。

社会人としてある程度の期間を過ごし、一定の資金を得ることが出来ました。

今度は誰のせいにもせず

自己責任で投資の世界を楽しもうと思います。

 

参考文献

リーマンショックから10年、なぜ対岸の火事だった日本株が暴落したのか

https://diamond.jp/articles/-/179753?page=2

あれから10年…「リーマンショック」が、私たちに教えてくれたものとは

https://manetatsu.com/2018/10/147661/